WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

温暖化で私たちの暮らしはどう変わるか?

2008-03-21 07:50:17 | 環境全般
経済産業省が19日に示した2020年度の温室効果ガス排出の試算では、
家庭部門の省エネルギー対策負担が
1世帯当たり年間で約4万円になるとのことです。

経産省は
「ぎりぎりの政策を講じる」
とし、家庭や企業の協力を強く促す方針です。

では私たちの暮らしはどのように変わるのでしょうか?

エネルギー効率では、
2020年度で30%、2030年度で40%の大幅な改善を目指しています。

家庭では、2020年度に太陽光パネルが、
現状の10倍の約320万戸に拡大へ向けて取り組むとのことです。

ブラウン管テレビの普及率は、現状の80%からゼロへ。
電気自動車やハイブリッド車の保有台数は
約20%に上昇させる方向です。
効率の高い給湯器は約70万台から、約2800万台に増やす方向です。

おそらくその頃には、レジ袋は店頭からほぼ姿を消しているのでは
ないでしょうか?
マイ箸もマイ水筒もあたりまえになり、
もしかしたらペットボトルすらなくなっているかもしれませんね。

労働効率もよくなり、無駄な残業による光熱費なども
削減されているかもしれません。

ちょっと思ったのは、自家用ジェットなども許可制で、
公用や緊急時のみ、または、温暖化ガスをオフセットしないと
乗れないようになっているかもしれませんね。

そして何よりも私たち人類が、
化石燃料をどんどん使い、大量生産、大量消費をし、
経済だけを優先するその生き方そのものを
転換をしているのではないかと思います。

その暮らしはもしかしたらちょっぴり不便かもしれませんが、
まだ出会っていない未来の人たちへの大きなプレゼントと
なることでしょう。

出会ってもいない人の暮らしを思い遣るということは、
心豊かで、幸せな行為だと感じます。

*********

今朝、P307HDiさんよりコメントをいただきました。
非常に興味深いので
ご紹介させていただきます。

太陽電池パネル (P307HDi)

2008-03-21 02:08:33

太陽光(太陽電池)パネルの普及阻害要因は
そのコストだと思いますが、
旧来から存在する太陽熱温水器ならば
低価格かつ高耐久・長寿命
(ほとんど壊れるようなところがない)
で良いと思います。

これを深夜電力を使用するエコキュートと
併用すれば、抜群の省エネ効果が期待できます。

ところが最近は太陽熱温水器の普及率が下がっていると聞きます。
理由は太陽電池パネルに比べて「格好悪いから」。

確かに自然循環式の太陽熱温水器は屋根上タンクが大きく、
見る人によっては格好悪く思えるかもしれません。
しかし、製造時環境負荷や寿命を考えれば
太陽光パネルなどよりも環境に優しい製品に思えます。

********

LCAと価格までふまえた
ご指摘有難うございます。

確かに太陽熱パネルはイメージはいいですよね。
そうした効果を狙っての導入はあるように思います。

また太陽熱パネルについては、
競争力をつけるために国策としてイメージアップを
はかりたいのかなあと思いました。
洞爺湖サミットでも使われますよね、確か。

しかし、現実的にとりれるとなると、
本当に仰るとおり、
太陽熱温水器とエコキュートの組み合わせは、
有効だと思います。
費用対効果も高いと思います。

ちょっと思ったのは、まだまだ情報が足りないのでは
ないかなということ。

話はそれますが、
ディーゼルも同じだったように思います。

一方的な情報やイメージ先行で、
消費者が多様な選択をできなくんるのは
残念なことです。

もっとさまざまな選択があっていいし、
そのための情報が
必要だと非常に考えさせられました。

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1 コメント

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太陽電池パネル (P307HDi)
2008-03-21 02:08:33
太陽光(太陽電池)パネルの普及阻害要因はそのコストだと思いますが、旧来から存在する太陽熱温水器ならば低価格かつ高耐久・長寿命(ほとんど壊れるようなところがない)で良いと思います。
これを深夜電力を使用するエコキュートと併用すれば、抜群の省エネ効果が期待できます。
ところが最近は太陽熱温水器の普及率が下がっていると聞きます。理由は太陽電池パネルに比べて「格好悪いから」。
確かに自然循環式の太陽熱温水器は屋根上タンクが大きく、見る人によっては格好悪く思えるかもしれません。しかし、製造時環境負荷や寿命を考えれば太陽光パネルなどよりも環境に優しい製品に思えます。
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